1989年発表よしもとばななによる『白河夜船』。
ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きることのせつなさを、
その歓びを描いた定本決定版の代表作が遂に映画化!
いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう―。
親友を亡くした衝撃、不倫による不安と淋しさが身にせまり、私の眠りはどんどん深く長くなる・・・。
植物状態の妻を持つ恋人・岩永との不毛な不倫関係を続ける寺子。そんななか、男たちに添い寝をしてあげる“添い寝屋”をしていた最愛の親友しおりが死んだ。親友の死の衝撃と、不倫による不安と淋しさが身にせまり、寺子の眠りはどんどん深く長くなる・・・。
寺子役には、数々の女優賞に輝いてきた安藤サクラ。現在公開中の安藤桃子監督『0.5ミリ』や武正晴監督『百円の恋』など主演作が相次いで公開。岩永役には、安藤サクラと『かぞくのくに』の共演で話題を呼んだ井浦新。2人の再タッグに大きな注目が集まる。
しおり役には『海炭市叙景』の谷村美月。監督・撮影は、名立たる有名人の写真集を数多く手掛け気鋭の写真家として知られる若木信吾。07年には『星影のワルツ』で監督デビューを果たしている。
本作のラストには台東区の夏の風物詩が感動シーンを引き立てます。是非、この機会にご高覧下さい。
【台東区雷門2丁目周辺ロケ】
ラストシーンでは台東区の夏の風物詩が盛り上げます。実際の隅田川花火大会を監督自ら映像を撮り、リアルな感動シーンを作り上げました。とてもいい映像になっています!!
【雷門地下駐車場ロケ】
食事の後に、駐車場で車に乗り込む岩永とその場を去る寺子の会話シーン。