台東区谷中を舞台にした映画「の・ようなもの のようなもの」2016年1月16日(土)より全国公開
2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」(1981年)のその後を描くオリジナル作品。
舞台は台東区谷中。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん)は、師匠の志ん米(しんこめ)から、かつて一門に在籍していた志ん魚(しんとと)を探してほしいと頼まれる。志ん米は、一門のスポンサー的存在で、志ん魚を贔屓にしている女性会長のご機嫌をとるため、もう一度志ん魚を高座に引っ張り出そうと考えていた。志ん田は、師匠の弟弟子や昔の門下生を訪ね歩いて手がかりを集めようとするが、なかなかうまくいかず……。
「の・ようなもの」ほか多数の森田作品で助監督や監督補を務めた杉山泰一がメガホンをとり、森田監督の遺作となった「僕達急行 A列車で行こう」でも主役を演じた松山ケンイチが主演。伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんといった前作にも出演したキャストが、同じ役柄で登場する。
谷中を舞台にした今作ではさまざまな場所でロケが行われました。主演の松山ケンイチさん、北川景子さんらが公園の椅子に座ってアイスを食べている印象的なシーンは、台東区立初音児童遊園で撮影されました。
松山ケンイチさんが、銭湯寄席をしているシーンは台東区の「有馬湯」で撮影されました。印象的な大木のそばを歩いているシーンでは、谷中のヒマラヤ杉で撮影が行われました。
公開目前の1月6日、台東区竜泉の「有馬湯」で銭湯寄席&記者発表井イベントが行われました!
主演の松山ケンイチさん、伊藤克信さん、内海桂子師匠、特別ゲストの三遊亭小遊三さん、監督が取材に応じました。
会場には溢れるほどのマスコミが駆けつけ、大盛況!「有馬湯」は映画本編でも松山ケンイチさんが銭湯寄席で落語をするシーンで登場します。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?