【あらすじ】
伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。
彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。
”好きな音”を失い、アテもなく上京する雪。
キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。
雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。自分の音を、自分の想いを探しつづけて――
「ましろのおと」では、谷中銀座商店街など、台東区内の各所が作品の舞台として登場します。
台東区フィルム・コミッションでは、地元商店街、アニメ製作委員会と連携し、舞台地域の魅力紹介や台東区と本作の繋がりに関する情報発信を行っていきます。本編と併せてお楽しみ下さい。
こちらのページも随時更新していきますので、よろしくお願いいたします。
まずは、台東区制作番組「ましろのおと と台東区Part1~三味線のまち台東区~」の撮影の裏側をご紹介します。
【谷中銀座商店街(台東区谷中3-13-1)】
青森から上京した主人公・澤村雪が下宿する商店街のモデルとなった谷中銀座商店街にて、チーフプロデューサーの松本さんへのインタビューです。
制作の裏話など、熱い思いをたくさんお話していただきました。
谷中銀座商店街では、アニメの場面写真と同じ角度で実際の風景の撮影も行いました。
ぜひ背景にも注目して放送をご覧ください。そして安心してお出かけできるようになりましたら、ぜひ現地で見比べてみてくださいね。
【民謡酒場「和ノ家 追分」(台東区浅草5-37-7)】
※民謡酒場「和ノ家 追分」とは・・・
吉田兄弟(「ましろのおと」津軽三味線監修)の兄・良一郎氏など多くのプロを輩出した、全国的に有名な民謡酒場。
浅草で行われた「津軽三味線コンクール全国大会」の優勝者をはじめ、数々の津軽三味線大会の優勝者が現在も多数在籍している、民謡界の登竜門的なお店です。
「ましろのおと」原作者の羅川先生も訪れています。
今回は「和ノ家 追分」の女将さんのご提案により、若手演奏家の皆さんの番組出演が実現しました!多大なるご協力に改めて御礼申し上げます。
若手演奏家の皆さんには、津軽三味線の演奏に加えてインタビューを行いました。
皆さんも「ましろのおと」の大ファン!!ということで、番組でもその魅力について語っていただいています。
特に「落ち込んだ時に読み直す作品」「感化されにいく作品」だとおっしゃっていたのが印象的でした。
そして、女将さんへのインタビューです。
「和ノ家 追分」の歴史や、「ましろのおと」原作者の羅川先生がいらっしゃった際のお話なども伺いました。
そしてそして、なんと!今回は特別に!お店のご常連でもあり、「ましろのおと」大俵ヒロシ役を務める木村匡也さんにご出演いただきました!
長年台東区にお住まいで地域活動にも参加されている声優・ナレーターの木村さん。
「ましろのおと」が声優本格デビュー作となります!!
撮影の合間には女将さんと他のご常連さんのお話などをされていて、本当に親しくされているようでした。
台東区制作番組「ましろのおと」と台東区Part2 ~聖地巡礼!アニメの舞台へ~」はこちらの台東区公式YouTubeよりご覧ください!!
ここからは、アニメ本編についてご紹介していきます。
主人公 澤村 雪の下宿先「たぬきち食堂」がある「あやめ通り商店街」。
こちらのモデルとなっているのが谷中銀座商店街です。まずはアニメの場面写真と実際の谷中銀座商店街の写真をご覧ください。
いかがでしょうか?本当にそっくりそのままですよね。
リアルな街並みが背景になっていることで、登場人物たちもより生き生きとして見えます。
そして、津軽三味線甲子園「松吾郎杯」の舞台となったのが、浅草公会堂(台東区浅草1-38-6)※2021年12月まで大規模改修工事中)です。
浅草公会堂のあちこちで数々の名場面が繰り広げられていましたね。
浅草公会堂は実際に「津軽三味線コンクール全国大会(日本民謡協会主催)」の会場にもなっていて、雪たちのように津軽三味線を頑張っている方々の聖地となっています。
安心してお出かけできるようになりましたら、ぜひ聖地巡礼してみてくださいね。