【ストーリー】
突然ですが、1945年の《戦後》から【東京■リン■■■】が中止となった2020年の新たな《戦後》へ“奴”はやってきた。
その男の眼に映るのは、彼の知る戦後とは別の意味で壊れたニッポンの姿。少子高齢化に伴う人口減少、マイナンバーによる過剰な管理社会、AI導入がもたらした労働環境破壊、共謀罪による言論統制・・・国が掲げる、輝かしい明日は何処へ消えてしまったの?
この一見絵空事のような未来に現れた“奴”の名は——————“坊や哲”(ボーヤテツ)!
二十歳で童貞なんていう若干無理な設定なんだけど、幾多の激戦を制してきた若き天才ギャンブラーが次に戦うのは、私たちの生きるこの世界、未来の日本だったのだ!
今作の舞台は浅草!!!撮影風景の写真とともにロケ地を順番にご紹介します!
【花やしき近くの道:浅草2-7-25付近】
哲(斎藤工さん)が現代にタイムスリップして倒れていた場所は、花やしき近くの道。駐車場をお借りして、セットのたばこ屋さんを設置し撮影は行われました。
【仲見世:浅草2-3-1付近】
哲が通りすがりの人にここはどこかと尋ねたシーン、ふんどし雀士昭和哲のグッズが飛ぶように売れるシーンは仲見世。人の少ない早朝に撮影は行われました。
【駒形公園:雷門2-2-3】
哲が演説をしている人々を見ているシーンは駒形公園で撮影されました。駒形公園は駒形橋の近くにあり、浅草寺発祥の地である駒形堂も近くにある公園です。
【浅草バッティングスタジアム:浅草1-27-5 ROX DOME 2F】
哲がヒト型ロボット(ヴァニラさん)に話しかけるシーン、通りすがりの男と東京五輪について話をするシーンは浅草バッティングスタジアムで撮影。
こちらも早朝からの撮影でしたが、ヴァニラさんは初めての映画出演ということで何度もセリフを練習されているのが印象的でした。
【浅草食通街:浅草1-7-4付近】
哲とドテ子(チャラン・ポ・ランタン ももさん)が出会い、お腹がすいてしまい哲が動けなくなるシーンは浅草食通街で撮影が行われました。
哲が交番で警察官に事情を聞かれているシーンの撮影は、おかず横丁近くの鳥越会館(町会会館)で行われました。パトカーの後ろに見えていたスカイツリーの風景はなんと合成です。
【どぜう飯田屋:西浅草3-3-2】
哲とドテ子がどじょう鍋を食べるシーンは、どじょう鍋の老舗「どぜう飯田屋」で行われました。
監視カメラがたくさんある道で哲とドテ子が歩くシーンは、JR浅草橋駅前の道で撮影が行われました。
大きなビジョンにAIユキのCMが流れているのを哲とドテ子が見ているシーンは、六区ブロードウェイ商店街にあります「まるごとにっぽん」内「イーグルアールワン浅草」の前で行われました。映像をあとから合成するため、ビジョンをグリーンバックにしていただいて撮影を行いました。【ひさご通り:浅草2-22-13付近】
警察から哲とドテ子が逃げるシーンはひさご通りで撮影されました。【駒形橋:駒形2丁目付近】
釈放された哲とドテ子が出会うシーンは駒形橋で撮影が行われました。
大型ビジョンに映る麻雀五輪で戦う哲の姿をドテ子が見ているシーンは六区ブロードウェイ商店街で、ドテ子が走るシーンは浅草六区通りで撮影されました。こちらも映像をあとから合成するため、ビジョンをグリーンバックにしていただいて撮影を行いました。